北海道!移住体験奮闘記

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ここには車庫を作りました。右が筆者、左は濱谷会員



京都の夏は暑い! 夏は暑いのは当たり前なのですが京都は盆地なので空気が動かず、とても蒸し暑い所です。北海道へ避暑フライトしようと私の飛行機仲間3人と家内を乗せて平成20年の8月の終わりから9月の初めにかけて稚内ヘフライト旅行をして帰って来ました。同月の敬老の日、テレビを見ていましたら「移住特集」をやっていまして一緒に見ていた家内が「お父さん、北海道は涼しかったなあ」そんな家内の声を聞きながら北海道の色々な町が移住を促している報道を見て「う-ん、考えてもええなあ」っと云ってしまいました。


もし、北海道へ行くとしても夏場の3ヵ月間位で移住は出来ません。年齢的には定年退職ですが社長職を息子に譲ったとは言え完全に仕事から離れた訳でも有ませんし、ましてや飛行機をほったらかしにする事も出来ませんのでせいぜい三ケ月です。しかし、三ケ月間飛行機を持って行ける所が有れば、とその気になってしまいました。私の場合、たとえ三ケ月間にしろ何処に住むかは飛行機の置ける所です。片っぱしから電話をしてみました。

飛行機を保管する環境で無い!とか もう一杯です!とかで結局飛行機を預かって頂ける所は滝川と新得それに鹿部の三か所でした。同じ北海道なら道央がいいなあと鹿部を外し早速10月、家内と現地を見に行きました。滝川は市も積極的で飛行場も素晴らしくAVGASも有り良い環境ですが近くに温泉、ゴルフ場が有りません。結局、温泉、ゴルフ場が近くに有り有名なサホロスキー場が有る新得に的を絞り新得町の農林課を訪ね農道飛行場の使用についてお願いに行きました。滑走路は800m、私のボナンザは何の支障も有りません。

2機駐機できるスポット、それに格納庫も有りますが格納庫には町の所有する大型農機具が入っていて私の飛行機は格納できないとの事、又、以前ウルトラライトのグループに使用させた事が有りそのグループと近隣の酪農の方達と騒音でトラブルが有ったらしく快い承諾とは行きませんでしが離着陸の時は事前に農林課へ知らせる約束で承諾頂きました。AVGASは近くの帯広空港で給油できますのでとても便利です。


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車で5分のところにある新得農場飛行場


並行して企画調整課の係りの方と住まい探しを始めました。その時期新得町には売り物の土地や家屋しかありませんでしたが新得町が売りに出していた住宅を移住体験と云う形で7,8,9月の三ヵ月間町からお貸し頂ける事になり平成21年の7月1目から新得町での生活が始まりました。

涼しいですねえ滞在した夏の三ヵ月の間、夜に何度かストーブに火を入れました。家内にはパークゴルフやプールでの水泳を勧め、私はゴルフ三昧を決め込んだのですがオープンコンペ以外プライベートで行った場合一人でプレーさされます。初めは一人だったら練習もやりながら良いもんじゃと思っていましたが一人でプレーするゴルフって面白くないですねえ。そんな訳でゴルフもだんだんと遠ざかりますと他に何もする事が無く関西に住む友達に来い来いと電話して遊びに来て頂きました。新得の飛行場は私の住宅から車で5分程度で直ぐ飛行場へ行ける所に有ります。八尾では高速道路を1時間走って行きますのと大違いです。

遊びに来て頂いた友達たちと女満別から知床、旭川、釧路、中標津から根室、奥尻島など色々所ヘフライトもし三ケ月間が終わろうとしていました。「お父さん、来年も又来ようね」家内はそう云いますが私は時間の使い方が克服出来そうも無く「ええ!来年もかあ-」確かに蒸し暑い京都の夏を思うと涼しくて暮しやすいので又来たいとも思うのですが…。せめて家の手入れとか庭いじり、家庭菜園なんかが出来れば目的の有る生活が出来るので「家を自由に工作出来る物件がもし見つかれば来年も考えてもいいよ」と云いましたら見つかってしまいました。敷地450坪の土地に築15年?の二階建ての中古家屋が建っています、当時としては立派な建物の様ですが家の中は汚く敷地は荒れ放題で普通ならば落第物件です。

家内は「この家の掃除を手伝いさせられる」と思って嫌な顔をしていましたが私はとてもやる気を感じてしまいました。せっかく自由に出来る家屋が出来たのですからせめて冬、スキーに来れる様にしておきたいと11月に再び新得町に訪れ台所の掃除とガスコンロからIHの入れ替え、和室の畳の入れ替え、寝室のリニューアル、給湯、暖房用ボイラーの取り付け及び暖房機の取り付けを済ませスキーに備えました。

スキーに訪れた2月は気温マイナス16℃、15帖の居間に据えたストーブ1台で隣の15帖の和室と8帖の台所が充分暖かく快適です。積雪は少なく1m強で道路は完全に除雪されています。サホロスキー場はゲレンデの斜面は急でも緩くもなく雪質も素晴らしく俗に言うパウダースノーで混雑も無く快適なスキー場です。今年の7月再びここに来てやりたい事を思い浮かべながら新得を後にしました。家族や友達を呼んだ時泊める部屋を奇麗にしないと、道路から玄関までのアプローチを何とかしないと、車庫が無いので車庫がいるなぁ、ウッドデッキも有ったら良いなぁそれも広いの、白樺の木やとど松なんかも植えたいなぁ、広い庭には芝生が良いなぁ。

6月、思い浮かべてた工事をする行程表を作り必要な工具を宅配便で送り7月1目、新得へ出かけました。まずは雑草の生い茂った敷地を整地しなければなりません。それにウッドデッキやガレージを造るにはその部分の土地を掘下げ、砕石で埋め戻し基礎を造らねばならないのでユンボと云う重機を借り、慣れない操作で穴掘りや敷地の整地をするのです。掘った穴には10トンダンプカーで3杯もの砕石を入れ基礎造りです。近くの材木屋さんヘウッドデッキや車庫の木材を注文し、植木屋さんの所へ白樺の植え付けの打ち合わせもしなくてはなりません。とど松は私が穴を掘り植え付けました。

幸いに7月4日、思いがけなく奥さんを伴った潰谷さんの助っ人が加わり工事ははかどりました、延べ20日間くらいはお手伝い頂いたでしょうか、100人力です。汗だくだくの土方作業でくたくたに疲れるのですが毎日が本当に楽しいのです。毎日変化していく様を見ながら自然と朝早く目が覚め6時にはスコップやツルハシを持って作業が始まります。鈍っていた体には筋力が付き、メタボ気味なお腹は引き締まり?腰痛が無くなり健康になりました。


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強力な助っ人の濱谷会員と奥様


おかげ様で広い庭に芝生こそ生えていませんが8月25日現在目標近く工事は進んでいます。この間、娘の家族、息子たち家族も遊びに来まして新得飛行場から女満別空港へ飛び屈斜路湖や摩周湖の観光やら旭川空港へ飛び旭山動物園へも行きました。8月21目には青木さん、難波さん、佐藤教授、潰谷さんの訪問を受けほぼ出来上がったウッドデッキでコーヒーを飲んで頂きました。


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車庫も自力で作りました。

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完成したウッドデッキ


何と、飛行機は旭川空港に駐機しレンタカーで来て下さいました。濱谷さんからは再びお手伝いの申し出を受け8月26日めでたく立派な車庫が完成した次第です。二階の8帖と6帖の洋間は来客用のベッドルームにリニューアルしてありますので北海道へ飛来される事があれば新得農道飛行場へ着陸されどうぞ我が家へもお越し下さい。





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